060322


かれこれ2~3年前、われらご愛用の浅草が誇る(!)「スリーラバース」 で購入したドイツ製のスニーカー。

先日歩いていると、何かつま先に違和感を感じ、帰宅してよーく見たら、パックリ割れてるじゃないの。

履き心地もバツグンだったし、ゴム&エナメル素材だから雨の日にも重宝し、どこか旅に出るときは必ずこの靴で出かけていた。


おとついの日曜、ステキなジャックパーセル入荷のお知らせをもらい、ダメもとでこの靴を診てもらおうと、スリラバへ雷店。店長や社長は、私のくたびれた靴を見るなり、「ここまで履いたらいいでしょう~」と、そりゃ的を得た解答だった。「直すにしても、ちゃんと靴屋さんに診てもらいな」とやさしい言葉をかけてくれつつ、目の前に並んだこれまたかっこいいジャックパーセルを薦める店長の話術は相変わらず巧みだ(笑)


結局、一度はお店で処分してもらおうかとも考えたが、「捨てられないんでしょ。とりあえず持って帰りな」と、袋に入れてもらい、この日ジャックパーセルは買わず、珍しい花柄プリントでかわいいビルケンストックを購入し、3時間くらいだべって店を後にしたのだった。


そういえば小学校のころ、隣のクラスで「ボールのお葬式」をしてたのをふと思い出した。私のクラスとはカラーが違うやんちゃな男子が多いクラスで、パンクしてしまったボールのお葬式をふざけながら(?)していたのだ。今思えば、「ボールのお葬式」なんてふざけてると思ったけど、そういう発想は、ドッジボールを愛していた純粋な小学生ならではの思いだよねぇ。なんて、美化しすぎでしょうか?殿下。


つまさきが割れているだけでなく、靴底もすっかり磨り減ってしまったので、ここはきちんと「靴供養」することにしようかな。南無。