つい数十分ほど前に事件は解決。

朝、ほーほー鳩の鳴き声が聞こえており、隣の家の屋根かと思ったら、うちのベランダだったことに気づいたのは、2~3週間前のこと。冬の間、ほとんどベランダに洗濯物を出していなかったし、糞の被害があるわけでもないので、あまり気にせず放っておいた。


夜、わんちゃん散歩中の大家さんと遭遇したのは、1週間前。「最近、鳩来てない?今巣作りの季節だから、もし巣があったら処理してあげるから言ってね」とのこと。この立ち話の際に、5月いっぱいで引き払うことを告げ、私はそれですっきりしていたし、暗かったので特に確認しなかった。


なんとなーく気になりながらも、仕事に追われてそのまま1週間。明るいうちに確認してみようと思い立ったのが昨日の土曜日。恐る恐る見てみると、エアコンの室外機の下に、巣の上にすわっている鳩のしっぽが見えるじゃないのーーーーーっ! ひぃーーーーーーっ! こ、こわい…。


動物愛護の気持ちはあるけれど、小動物や鳥がどうも苦手なので、自分のテリトリーに勝手にいられたらどうしようもない。前もってその存在がわかっていれば、(友人の家で飼っているとか)まだ平気なんだけど。

昨日は留守にしていたので、今日大家さんに連絡し、これこれこんな様子ですと伝えると、「ちょっと様子見て、親がいないときに、うちの裏庭に巣を移動させましょう。私も鳥苦手なのよねぇ」と奥さん。


その数分後、再度連絡があり、卵がかえってしまうともっとやっかいになるから、旦那さんが鳩を追い出して巣を移動させてくれるとのこと。5分後くらいに来てくれるというので(大家さんちは道挟んだお向かい)、あわててとっちらかった洋服などをクローゼットに放り込んで待機。


私と奥さんは部屋の中から見守り、旦那さんが親鳩を放し、卵の入った巣を袋に入れて裏庭に持って降りて行く→室外機の下に残った小枝を奥さんがほうきとちりとりで掃除して終了。夫婦の暗黙のコンビネーションにより10分弱できれいに巣は片付けられ、私の1日ちょっとのもやもやがすっきり。


けど、その間、向かいの屋根からずーっとその様子を親鳩が眺めているのが怖かった…。まだしばらく、鳩の目線が気になりそうだわぁ。