こないだ殿下がブログで、「くすぐったい言葉」について書いているのを読んだのだが、その日に買ったTVブロスでも松尾スズキが、「かっこよさに潜む恥ずかしさ」というタイトルで、同じようなことを書いていた。下記、かいつまんで転載。


(前略)

ピザのことをピッツァと呼んでしまう恥ずかしさ、というものがある。矢沢永吉が言うんならいい。

「俺、ガーリック・ピッツァとシーフード・ピッツァ、ハーフ・アンド・ハーフで」 なんだかわからんが、許せる。

が、やはり我ら庶民はピザでいいじゃないかと、自らを戒めるべきだ。ピザをピッツァと言うのなら、ゴザをゴッヅァと言うべきだろう。もちろん矢沢永吉ならすでに言っているはずだ。

(中略)

「パスタ」も実は、私にとって人前で口にするにはいささかハードルが高い言葉だ。パスタと言うたび、心の中の悪魔が「スパゲティ、あるいはスパゲッティでいいじゃないか」と囁く。しつこいが、もちろん場末のドライブインですら、矢沢さんが「スパゲッティ」なんて注文してはいけない。

「ナポリタンのパスタ。ドリンクはコークで」 コークですよ。メニュー表に筆ペンで「コーラー」と書いてあっても、矢沢さんにはコークって発語してほしいのですよ。


…つづきは現在発売中のTVブロスを(笑)


私は今の会社に入って、昼食を「ランチ」と呼ぶのが、なんだか最初はこしょばかったです。